〜シンポジウムテーマ〜
野外指導者・アウトドアガイドにとって大切な資質とは
Seeking Essential Competencies for Outdoor Leaders and Guides
持続可能なアウトドアを目指し、野外指導者、アウトドアガイドのグローバルスタンダードと、それを活用する地方自治体の立場から、我が国にとって、持続可能なアウトドア事業、産業のあり方を提言します。
モデレーター
金子森(Kaneko Shin)
EXPLORE HAKONE代表取締役
箱根DMO 戦略推進委員
米国・南カリフォルニア大学ビジネス学部卒業。
帰国後、30歳を期に地元・箱根にUターンし2015年より訪日外国人専門のガイドカンパニー・Explore Hakoneを創業。1日1組限定のプライベートツアーとしてこれまで世界25か国、1,000組以上のガイド実績。
箱根DMOにて戦略推進委員も兼務しガイド育成プロジェクトリーダー。全国通訳案内士、JMGA登山ガイドII、LNT Trainer、GSTC Professional Certificate in Sustainable Tourism。
スピーカー
芹澤健一(Serizawa Kenichi)
アルパインツアーサービス株式会社代表取締役
日本アドベンチャーツーリズム協議会理事
学生時代より登山に親しみ、国内のほかニュージーランドやカナディアンロッキーの山で過ごす。20代前半より世界各地の山岳地帯や辺境、国立公園などをフィールドとする登山・トレッキングツアーの企画造成と運行に携わり、コーディネーターとしてのツアーリーダー業務経験は38年にわたる。
また、国内では地域観光促進や環境保全、ガイド育成など総合的なプロデュースをおこないながら、日本古来の歴史や文化、四季折々の大自然の魅力を取り込んだ体験型アドベンチャーツーリズムを、国内各地の自治体との連携により世界に向けて発信している。
佐藤守(Sato Mamoru) 箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)専務理事 株式会社リクルートホールディングスより出向
92年名古屋大学経済学部卒。(株)リクルートの旅行領域「じゃらん」で地域や宿泊施設の営業、じゃらんNETの立ち上げなどを経験。じゃらん営業部長、北海道じゃらん社長、リクルートホールディングス総務部長を経て2018年より箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)に出向。
現在専務理事として官民一体ALL箱根の実現に向けて、箱根の観光戦略を推進中。
林綾子(Hayashi Ayako)
びわこ成蹊スポーツ大学教授
Wilderness Education Association Japan理事
広島YMCA等でのキャンプ指導経験から、野外教育の道を志し、筑波大学にて野外教育を学び、アメリカIndiana Universityにて博士号(レジャー行動学:アウトドアレクリエーション専攻)取得。
アメリカのロッキー山脈にてWEAやOutward Boundの冒険教育指導に携わり、2007年よりびわこ成蹊スポーツ大学に勤務。野外スポーツコースの教授として学部・大学院教育・研究に従事。大学の実習でのwilderness活用、地域資源を活用した子どもたちの通年型プログラムの開発・指導を行っている。
WEAJ理事、WEA Certified Examiner, LNT Trainer。