Wildernes Education Association（WEA）とは、野外指導の専門性の確率と、安定した業界化を目指す国際的な非営利団体です。一般社団法人Wildernes Education Association Japan（WEAJ）は、世界で唯一WEAと同盟協定を締結し、教育システムの共有を行う団体です。
WEAは、1977年に、コロラドアウトワードバウンドスクールのチーフインストラクターであり、全米野外指導者学校（NOLS）の創設者でもあるPaul Pezoltにより、野外指導者の社会的ステイタスの確立を目指し、大学教育における野外指導者のナショナルスタンダードを提供する目的で設立しました。以後40年に渡り、WEAが開発した18ポイントカリキュラムとそれを学ぶ3週間のコースは、全米の野外指導者養成のナショナルスタンダードとなりました。
2009年40年間続いた18ポイントカリキュラムを見直し、学習スタイルやコース期間をより柔軟にした6+1カリキュラムを開発し、同時に、資格制度から公認制度へと教育体系を改定しました。これを受け、当時の3週間のコースの導入が限界であったら国内の大学及び民間の指導者養成に、WEAのカリキュラムが導入可能となりました。
2012年6月に、WEAのトップインストラクターである、Chris Cashel、Mark Wagstaff、Scott Jordanを招聘し、東京YMCA野尻キャンプ場にて、WEAの新カリキュラムを紹介する5日間のコースを開始し、この時にコースに参加した、大学教育、民間事業者が、日本の野外教育の発展にWEAを欠くことができないことを確信し、WEAJ設立準備委員会を立ち上げ、2013年6月にWEAJが設立しました。
2013年第1回@京都：What’s WEA(ゲスト：Chris Cashel/Mark Wagstaff)
2014年第2回@台場：What’s Wilderness(ゲスト：Ricky Haro)
2015年第3回@福岡：Back to the nature：：今こそ自然に学ぶとき(ゲスト：Kelli McMahan)
2016年第4回@仙台：復興×野外教育(ゲスト：Francois Guilleux)
2017年第5回@台場：山×キャンプ×ウィルダネス（ゲスト：Karla Henderson/Deb Bialeschki)第1回ウィルダネスリスクマネジメントカンファレンス合同
2018年第6回@長野：プロフェショナリズム(ゲスト：Jay Post) 第2回ウィルダネスリスクマネジメントカンファレンス合同
2019年第7回@群馬：Wilderness×Youth Development(ゲスト：Jim Sibthorp)
2020年第8回＠京都：これからの時代を歩む～wildernessからの声に耳を傾けて～（オンライン）
2021年第9回@下関：今こそ冒険教育（ハイブリッド）
2022年第10回＠浅草：第1回リーブノートレイスジャパンカンファレンス合同「持続可能なアウトドを目指して」
